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「朋子……好き。ドキドキする……」
同性の友達に対する想いをうっかり口走ったら、なんと隣にいた共通の友人・志織も、ウチとまるで同じ想いを抱いていた…。
「ウチら、変なんやろか?」
自分たちが同性愛者だなんて認めたくない。でも、かといって朋子に対する気持ちも消えない。
「いっそ思い切って相談してみよっか…朋子ちゃん本人に!」
「はぁ?!」
志織のぶっ飛んだ決断をウチは一蹴するが、なぜか気がついたら朋子に告白するための「デート」が始まっていた。
でもまさか、あんな結末になるなんて…
セクシャルマイノリティという生き方を正面から、そして明るく伸びやかに描いた一編。