読者からの作品紹介～「大きな杉の木の下で」編

　まずは代表的な傾向から各一つずつ。

★「物語に萌えた人」代表
　地方で遠距離通学＋部活やってた人間なら泣けます。
　そうじゃない人は、うらやましくなるはずです。【東京都・男】

★「男の子萌え」代表
　カワイイ男の子、キターＯ(≧▽≦)Ｏ♪
　年上のお姉さんとのカラミ、キター(＠^▽^＠)ノ!!

　いつもながらの『あったか～い』お話ももちろん収穫でしたが、
　こういう組み合わせが新嘲文庫さんに期待できると思ってなかったので。
　またこんなのを、よろしくですd(^_^)!!　【「一腐女子」様・女】

　筋書きやバックグラウンドを楽しまれた方と、「男の子」にショタ萌えされる方と…まずはその二者から各一通ずつ。
　もちろん後者の方だってテーマやストーリーも楽しんで下さった…はずですし、私も書いていて楽しかった組み合わせですから、今後もこういうキャラクターを考えていきますね。

　街でくたびれて悩んで、ちょっと喜んだと思ったらやっぱりダメで・・・
　そんな晴香が大平原や森の湖で癒されて、助けてるはずの男の子も癒されて・・・
　いい感じです！ダメになりそうな時に読むとグッと来ます！！　【お住まい・性別など不詳】

　ドジでノロマな晴香の苦悩、そして・・・という本当は重たい話なんですが、暗い感じがしませんね！
　励ましてくる元気な男の子のせいだけじゃないでしょう。
　関西弁を上手に使ってるせいかもしれないです。
　挿絵も一貫して純情な感じでほのぼのとしてて、先行きに希望を持たせてくれました。
　榎さんの絵もまた楽しみにしてます。【関西出身・女】

　ダメダメだけど、何かでちょっと救われて明日も頑張る…
　そういう話大好きです！
　最初の少年と出会うまでが少しヘビーですが、それを越えて読んでく価値はあります！
　そこが工夫できれば競って読んでもらます！
　…でも個人的には途中の車内や窓の景色の詳しさも捨てがたい。【東京都・男】
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　クサいんじゃないかなこの話…と案じていたのですが、素直に楽しんで下さった方のお便りに励まされました。ありがとうございます。
　話が大きく動き出すまでの長さは、たしかに課題ですね…（汗
　それから、物語のタイプにもよりますが、挿絵の榎さんは私自身も収穫だと思っています。　

　それ系の人向けに幼い少年を書くだけなら誰にでもできます。
　でも、いかにもありそうな感じに仕立ててあるのと、そっち方向もある程度満たしつつちゃんと感動のラスト。
　一粒で二度美味しい。お上手です。
　それから挿絵の男の子と晴香。二人のキャラや話の空気にすごく合ってます。【神奈川県・男】

　男の子カワイイ(*^^*)…と思いきやどっこいな、でも萌える展開、
　男の子に感情移入して読んじゃいました!
　あんな風に12歳の男子になって、
　優しいお姉さんを手玉に取ってみたいっス!!　【「冴」様・女】
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　前項で取り上げた方があわせて書いて下さっているのも含め、他にもこうしたご感想が数通。
　腐女子おそるべしと思っていたら、男性からも「あの子と入れ替わりたい！」という趣きのお話が。

これ姫新線ですよね！
スタートの姫路駅はすっかり変わっちゃってますけど
平べったいまま沿線が田舎になってく感じがよく出てます！
夕焼けが似合いそうな一帯ですよね！
そこまで考えて選んだんですか？　【20代・男】
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　他の方も舞台に触れて下さっていますが、やはり、沿線をご存じの方から直接その評価をいただけるのは幸せです。
　お察しの通り、播州平野の内陸を進む姫新線の沿線でございます。途中の城下町・龍野（物語に出てくる「赤とんぼ」の町）以外これといった名所もない沿線ですが、その「なんにもなさ」が４０万都市・姫路の通学圏にあるのがうれしくて。
　滋賀や奈良あたりでも稲田の平野はありますが、やっぱりディーゼルカーでトコトコ行ける場所を。