'14夏コミ新刊 同年中に完売→1年半で3刷の好評作!
十代の悩みや疑問に楽しく答えるファンタジー×2

 短編・中編集「みのり二人」 
 挿絵:由井ひな子無糖りう A5版118ページ

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★『昔へ進め!』
「ちょっと先生、待ってくださいよ!」
「大丈夫な。頃合いを見て帰してやるけぇ」
「だったら今すぐ帰してくださいよぉ!」
「でもお前さん、結構楽しんどったじゃないか」
「大昔に飛ばされてたなんて知らなかったからですよ!」
 宿題を忘れた罰で先生にタイムスリップさせられ、昭和時代の夜汽車に置いて行かれた女子高生・和美。
 汽車から飛び降りようとしていた少女を助けたのをキッカケに、意外な発見と衝撃の事実に和美は誘われていく…
 笑いありハラハラドキドキありの中編ファンタジー。

★『みのり二人』
 寒い大雪の日。体調を崩したみのりが学校を早退してくると、母親がいるはずの家には鍵がかかり、なぜか雨戸まで閉められていた。
 通りがかったお姉さんに助けられて、みのりはお姉さんのアパートに落ち着く。
「それよりさ、その『お姉さん』って呼び方、何かやだな…私、みのりって言うの。みのりでいいよ」
「ええ?!………私も、『みのり』なんです。ホントです」
 同じ「みのり」という名前で、顔もみのりに似たお姉さん。初めて会うその彼女は、みのりの趣味や、誰にも言っていないはずの悩みを次々に言い当ててくる…。
 思わぬラストが待つ、心温まるSF短編。


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